生誕10周年
    
2023.11.28 10th anniversary of birth


Nikon Df開発チーム”後藤研究室”メンバー各位からのメッセージ
新着を上段に追加記載です。(敬称略) ハンドルネーム、イニシャル、可。

       
       
    三浦康晶
☆ G003 ☆ 
 Dfが世に出てから10年目の節目に粋なサイトを立ち上げてくださったことに感謝申し上げます。
このカメラ、進歩の著しいデジタル業界において、こんな長い期間生き延びるとは思ってもいませんでした。ご愛用くださっている皆様、本当にありがとうございます。
構想から2013年の発売まで、開発担当として様々なことに直面しましたが、とにかく無事市場に出たことを今は素直に喜ぶのみです。
私の愛機は今でもDfです。老い先短いこともあってミラーレスに移行する気にもなれず、おそらく一生使い続けることになります。使っていると、ここはこうすべきだったなどと思うこともあり、皆様もそれぞれそのような思いをお持ちでしょうが、寛容なるお心でご容赦の上、末永くご愛用くださいますよう切にお願いします。
今後ともよろしくお願いします。
       
     いはら ほつみ
G002
ありがとうございます。最初にDfのモックを見た日のことは忘れられません。
そのモックが形となって発表・発売され、更にはDf展で皆さんがたのしんでいらっしゃる様子が昨日の事の様に思い出されます。皆様に愛される幸せなカメラだと思っております。
Dfを愛していただき本当にありがとうござます。これからもよろしくお願いいたします。
       
     後藤哲朗
G001
 ニコンDf 発売十周年に際して
fusionの皆々様、十年もの間ニコンDfをご愛顧くださいまして心から御礼を申し上げます。
思い起こせば2009年夏、後藤研究室発足の二か月後には出来上がったこのカメラ、予期した社内の波と予期せぬ自然現象による波にもまれ、その4年後に誕生しました。しかしデジタルカメラとしての機能性能だけでなく、そのデザインと操作性に加えて(おそらく)開発理念のせいか、大変好評に推移して今日に至ります。カメラ雑誌だけでなく一般紙、新聞などを含めて内外のマスコミや動画サイトに掲載された記事数は非常に多く、おそらく歴代ニコン商品の中で最多ではなかったでしょうか。
自画自賛はさておき、自己評価では80点かと。社内事情による妥協によるあのサイズ・重量・デザインは元より、当事者の思い至らなかった多くの点は今でも心残り、大反省です。それらこの十年の間に皆様から頂いたご意見・ご要望は、Df的なカメラに限らず、ニコンにしか実現できない有用なことばかりです。資料にまとめ上げて退社と同時に社内に置いてきましたので、現役メンバーが必ずや参考にしてくれると思います。
叱咤激励、将来に向かって応援して下さった方々への感謝は言い尽くせません。本当に有難うございました。







Produced by Nikon Df UserGroup”Fusion”(Japan)