株式会社ニコンの製品ページが開きます。  Illustration by Rie Isogai

デジタル一眼レフ絶好調の時代、便利で高性能とは言え、何となく感じた物足りなさや閉塞感。
「なぁ、つまんねえなぁ。カメラに使われてる感じがしない? 何かしないか?」からスタート。
主役を自分たちに置き、相手にしないユーザー、捨てる動画など、まさに引き算思考。
イラストを描いたりモックを削ったりは人に頼まずに自分たちで。
何となくニヤニヤ、ニコニコ、ワクワクしながら。(G)

~~~ 情熱から生まれた逸品 ~~~

  生誕10周年!
Nikon Df 10th anniversary of birth
2023.11.28










 Nikon Df UserGroup”Fusion”(Japan)
会長 田中大海氏ご挨拶

 
<"fusion"ホームページ公開に際して>

もう10年かという感覚と、10年を感じさせない姿が混ざった不思議な感覚でこれを書いています。

"fusion"が正式に発足したのを設立趣意書を作成した日と捉えると、2016年4月1日となります。                 
今考えると、発売から2年以上経った後のことです。                                      
ただ、前身の活動があり、それはニコン社員の皆様とDfファンの皆様が協働で作品展をするというものでした。             
お声がけを頂いた時には心躍る気持ちになったことを覚えています。                                
その後、リコーGRにはファンクラブがあったこと、カメラ業界で固定機種のファンクラブがなかったこと、そしてそもそもDfのファンには
  ニコン愛というかカメラ愛というかそういった強い想いがある方が多かったこと、、、などを踏まえて活動を始めようということになりました。

色々な活動にトライしました。                                               
グループ展を8回、プリント体験会を1回、単なる飲み会を数回、メンバーの方の写真展訪問、東京ではない方とその地域で集合、
発売時発表会の再現配信、撮影会、ワークショップ、ニコンミュージアム訪問、、、個別にばったりしたことや、グループとして公式に
決めたことではないメンバーの方々それぞれの交流、そして101号館解体前の見学会、とかなりの活動をさせて頂きました。
この場をお借りして改めて御礼を申し上げます。                                       

Dfはおそらく、いや確実に、”特別なモデル”のままあり続けると思います。巷では後継機というかDNAを引き継ぐような機種の
噂が絶えませんが、1stモデルであるDfは特別な存在であり続けると思います。                      
グループでも手放した方はあり得ないほどおられず、手放した後に買いなおされた方までおられます。もちろん個人の自由なの
で否定も肯定もせずご自身のされたいようにして頂ければそれでよいと思います。                      

今後も、Dfが繋いでくれた様々な"fusion"が皆さまの間でつながり、カメラや写真だけではなく人生のプラスになるような
お助けマシンになってくれることを祈っています。                                   

発起人として書かせていただきましたが、せっかくのホームページ、是非皆さまのお力を少しずつお借りして、新たな何かが
生れてくれると嬉しいです。最後に、設立趣意書にしたためた当時の考えを再掲します。                  

それでは、皆さまのご多幸とご発展をお祈りしつつ、ますますのDf lifeを!



 

 
 Nikon Df とは? 

ニコンから2013.11.28発売のデジタル一眼
レフカメラ。動画機能をあえて搭載せず、
スチルに振り切った孤高の存在となる。
D4と同じセンサーを贅沢にも搭載。
軍艦部にはMF時代を彷彿させるダイヤル。
それでいて当時のFXニコンの中で最軽量。
特筆すべきは、殆どのFマウントレンズが装着可能。 



built by passion, not by committee.

「合意してつくるのではない、情熱でつくるんだ」

これはトヨタとスバルが共同開発したトヨタ86(スバルBRZ)の開発精神として掲げられていたフレーズです。
その開発は順風満帆とは程遠いものでした。社内全員が賛成というわけではない上に、
両社の壁や技術の壁などの困難が立ちはだかったのです。それでも自分たちが乗りたい
スポーツカーを造るという強い信念で、それらの困難を乗り越えて製品が仕上がりました。

10年前、Dfが産まれた背景に共通するものがあります。これはまさに「情熱が産んだ逸品」と言えるものでしょう。
ちなみに86のチーフエンジニア多田哲哉氏と後藤哲朗はその後のweb記事で対談をしています。



               【Df生誕10周年に際し】 ~~随時追記中~~
 
     


【Df資料倉庫】
  




発売直前、期待が膨らんだティーザー動画 1~6   youtube




発売当時のメーカー広告





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Produced by Nikon Df UserGroup”Fusion”(Japan)